
学生時代に軟式テニスをしており、怪我をするたびに整形外科や整骨院で治療を受けていました。そこで理学療法士さんや柔道整復師の方に体の治療だけでなく、精神的にサポートいただき、テニスを続けることができました。形は違いますが、将来自分も医療業界で働き患者様に寄り添ってあげられる人になりたいと思ったことがきっかけです。

前職では医療事務の経験のみでしたが、医療事務兼トレーナーとして働ける場があることを知って、これまでスポーツを通して学んだ経験をトレーナーとして活かしたいと思い、清泉クリニックを選びました。またホームページを拝見し、「病気を癒す主体は患者様」という理念や様々な治療をするための運動機器があることを知り、怪我や体の痛みに悩んでいる患者様と一緒に運動ができる環境に魅力を感じました。
医療事務とトレーナーを兼務するので、覚えることがたくさんあり最初は戸惑う事もありましたが、研修計画や先輩スタッフが優しく丁寧にご指導してくださったおかげで、最近では自分に出来る事が増えてきて今はすごくやりがいを感じながら楽しく働くことが出来ています。医療事務として受付で患者様応対する際は、挨拶程度で一人一人としっかりお話することが難しかったのですが、トレーナー業務で患者様と一緒にいる時間が増えたことで痛みのある患者さんが次第に回復することを直接経験することができ、ご自宅の悩みなど精神的にサポートする機会が増えました。患者さんをより身近に感じられるようになり、親しみのある声掛けができるようになりました。
受付では、笑顔という接遇にて患者様の気持ちに寄り添い、トレーナーでは、体の治療をサポートし、心身ともになんでも相談しやすい医療事務兼トレーナーになれるように頑張ります!
※所属や仕事内容は取材当時のものです

小さい頃母親が仕事で家にいないことが多く、祖母と過ごすことが多くありました。祖母は病気で体が悪く、薬の副作用もひどくなり徐々に動けなくなっていく姿をみていました。そんな祖母の役に立てるように料理や体のケアができればと幼いながら思っていました。また人がどうやれば効率よく体を動かせるのかなど体の仕組みにも興味があり、高校の時に進路を決める際に体の不自由な人を徒手や運動で良くして家庭や社会に復帰を手助けする理学療法士という仕事があるのを知りました。祖母のような体の不自由な人の役に立ちたいと思ったのが、目指したきっかけです。

専門学校を卒業して整形外科の病院で14年間勤めている中でいろいろな研修会などに参加していました。その中で一番インパクトに残ったのがSpine Dynamics療法の研修会でした。当時脇元幸一先生の圧倒的な技術と自律神経に対する様々な知見に衝撃を受け自分の臨床感を大きく変える一つのターニングポイントになりました。Spine Dynamics療法を提唱されている清泉クリニックが福岡にできたという話を聞いていて、受け身の治療ではなく患者様自らが病気やケガに至ったプロセスに気付き自ら治すように働きかける自己医療を今一度実際の場で勉強できるチャンスだと思い清泉クリニックを選びました。
小学生~高校生のスポーツの方やご高齢の方、お仕事をされて痛みにお悩みの方、手術後の方など幅広く担当させていただいております。清泉クリニックでは徒手治療だけでなく、患者様自身に病気やケガのプロセスに気づいていただくこと、運動療法で自ら病気やケガを治すきっかけとして理学療法士がどう関わっていけるかが大事だと感じています。
Spine Dynamics療法の研修を受けてからだいぶ年数が経っていたので、最初はついていけるか不安な部分もありましたが、入職後に手厚い研修があり自己流になっていた部分も指摘していただき、不安なく患者様に接することができました。また理学療法士だけでなく、医師、看護師、トレーナーなど多職種の方もなんでも聞きやすく温かい雰囲気で、すぐに慣れることができました。
患者様自身がなぜ病気やケガになったのかに気づき、それに対して最適な運動の提案、食事や生活面でのアドバイスなど幅広い視点からサポートできる理学療法士になりたいと思います。
※所属や仕事内容は取材当時のものです