こんにちは、清泉クリニック整形外科 福岡です。

6月26日（土）に当クリニックにて開催しました健康増進セミナー「更年期に負けないカラダづくり」についてのご報告です！

更年期とは「閉経前後の5年」と言われており、日本人女性の平均45歳から55歳前後の方が当てはまります。更年期の原因として、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌低下、自律神経を調節する視床下部の機能低下などがあげられます。また、エストロゲンは骨を強くする作用もある為、エストロゲンの分泌が低下すると骨粗鬆症をきたしやすくなります。

自律神経が乱れると交感神経が優位に働き、体の柔軟性が低下します。逆に副交感神経が優位に働くと体はリラックス状態になり、体の柔軟性が高まります。

本日のセミナーではまず柔軟性、心拍数をチェックし、自律神経の状態を確認しました。その後運動を実施し、体の変化を体験して頂きました。参加者は少しの運動でこんなに変化があるのかと驚かれていました。

更年期以降の体づくりには、自律神経障害による影響や骨粗鬆症になりやすい身体状況を踏まえた運動が必要です。自律神経のバランスを整えるために体力、柔軟性を高め、転倒による骨折を防ぐためにバランス能力を高めましょう！

当クリニックでは、皆様の症状改善・予防のサポートを一緒に行っています。 お気軽にご相談ください。