こんにちは、清泉クリニック整形外科 福岡です。
本日当クリニックで開催しました健康増進セミナー「姿勢からくる腰・膝の痛み」 について報告します。今回は14名の方にご参加いただきました。

普段、鏡に映る自分の姿を見て姿勢が悪いな、猫背かなと感じている方も多いと思います。姿勢が崩れていくと腰や膝などの痛みに繋がることがあります。

本日はその痛みと姿勢との関係についてお話頂きました。

チンパンジーは木にぶら下がって行動することが多い為、腰骨と骨盤は繋がっており、腰にかかる負担が少なく、腰痛が発生しにくいと言われています。

しかし、人間は2足歩行で自由度の高い動きをするために、腰椎と骨盤は繋がっておらず腰痛に繋がりやすいと言われています。

また、腰痛は1万年前に始まったと言われており参加者だけでなく、スタッフも驚きました！

腰痛の約9割は原因不明で、その中の1番の原因として体幹機能が関わっています。

姿勢を保つのに筋肉ではなく、骨や靭帯で支えようとすると楽に感じますが、実は腰に一番負担がかかってしまいます。腰に負担をかけないためには体幹の筋肉量約23㎏必要となるという研究の紹介がありました。

身体を支えるためにはお腹と背中の力を同時に使え、外力に耐えれる力が重要となります。最近、コロナウイルスの影響で運動不足となり、筋力の低下につながり、肩こりや猫背が増えています。皆さんで体幹を鍛えて痛みに負けない体を作りましょう。

また、本日のセミナー内容はYouTubeにて近日中にアップしていますので、ぜひご覧ください！！ ※視聴方法：YouTubeから清泉クリニック整形外科福岡で検索を！！