こんにちは、清泉クリニック整形外科 福岡です！

12月12日は「骨そしょう症の治療と予防」について、健康増進セミナーを開催し11名の方にご参加いただきました。

皆さんは「最近、腰の痛みや身長が低くなった」と感じていませんか？

または、「骨そしょう症の治療をしていて長い間治療内容が変わっていないけど、大丈夫なのかしら？」と、不安に感じている方はいらっしゃいませんか？

骨には、新しく骨を作る骨芽細胞と、古くなった骨を崩す破骨細胞があり、これら二つの細胞が、骨形成と骨吸収を繰り返しながら造っています。

骨を壊す細胞と骨を作る細胞のバランスが崩れてしまうと骨量が減り、その状態を「骨そしょう症」と言います。

骨そしょう症の推定患者は、腰椎骨そしょう症が640万人、大腿骨頸部骨そしょう症が1070万人で、この16％しか治療を行っていないと言われています。

骨密度の低下のみの場合、痛みがない時が多く、そのままの状態で治療をせずに放っておくと、「いつの間にか骨折」などの骨折に繋がる可能性があります。

軽度の自覚症状として、「身長が縮んだ」「背中や腰が曲がってきているような感じがする」「立ち上がる時に背中や腰が痛む」「背中や腰の痛みで日常の家事がつらい」等の症状がみられることもあります。

骨そしょう症の予防としては「運動」と「食事」が重要になってきます。ウォーキング等の運動や、カルシウムやビタミンB6・ビタミンB9・ビタミンB12（卵やレバー）を含む食事が骨を造る手助けをしてくれます。

また、治療方法としては薬物療法があり、骨芽細胞の働きを活発にしてくれる薬の紹介もありました。

当クリニックではX線骨密度測定装置を設置しており、10～15分で誰でも簡単に骨密度を測定することが出来ます。 自分の骨密度を知りたい！骨そしょう症の予防方法・運動方法を知りたい方はぜひ一度当クリニックにお越しください！