2011-12-17

Good Life Magazine  第 43 号  冷湿布と温湿布

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Good Life Magazine 第43号               2011年11月30日

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CONTENTS〈目次〉───────────────────────────
■ 冷湿布と温湿布
■ お知らせ

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◆ 冷湿布と温湿布
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皆さんもご存じの通り、湿布には『冷湿布』と『温湿布』と2種類あります。

皆さんはこの『冷湿布』と『温湿布』の違いについてはご存知でしょうか??

そこで今回は、前回の“冷やす”“温める”に引き続き、『冷湿布』と『温湿布』

の違いについてお話したいと思います。

冷湿布、温湿布、どちらの湿布も同じ消炎鎮痛剤が表面に塗られているため

薬としての効果は両者とも同じです。またその表面に塗られている成分は、

皮膚から血管に吸収されるため、全身に影響を及ぼします。

「湿布だから関係ない」と思っている方も多いと思いますが、妊娠している方や

喘息を持っている方にとって薬効成分であるインドメタシンなどは危険を伴う

場合がありますので、使用方法には是非ご注意を。

冷湿布の目的は、主に筋肉痛や肩こりなど、急性の痛みの緩和であり、抗炎症効果

(炎症物質生成の阻止)や鎮痛効果などが得られます。急性痛や熱を持ったり

している時に使うと有効です。特に打撲や捻挫などのケガによる炎症の初期には

よく使われます。

冷湿布の主な効果は、血液の流れを緩やかにして腫れや熱を持った炎症部分の

痛みを緩和することで、冷湿布を貼ると清涼感がありますが、これは薬効成分の

メントールによる冷感刺激によるものです。

温湿布の目的は主に血行の改善です。慢性痛に効果があり、血液循環の改善および

新陳代謝促進を促して関節・筋肉の鎮痛効果が得られます。

温湿布を貼って温かさを感じるのはトウガラシチンキエキスなどの血流を増強する

物質が配合されており、貼った部分の温度を上昇させているためです。

以上のことをまとめますと、『冷湿布』は筋肉痛や肩こりなどの初期の炎症・痛みを

抑える場合に、『温湿布』は慢性痛など血行の改善を目的とする場合に用いていく

のが良いでしょう。

繰り返しになりますが、冷湿布、温湿布、どちらの湿布も同じ消炎鎮痛剤が表面に

塗られているため薬としての効果は両者とも同じです。

というわけで、一般的な痛みに対しては、冷たさと温かさの「どちらが気持ちよいか」

で使い分けるのがよいといわれていますが、以上のことを参考にして頂き、使用する

湿布を選んで、痛みからの回復を早めましょう!!

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発行:NPO法人FINE、 医療法人社団SEISEN 清泉クリニック整形外科
URL : http://seisen.info/
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