2011-12-17

Good Life Magazine  第 41 号  いろいろな痛み

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Good Life Magazine 第41号               2011年11月10日

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CONTENTS〈目次〉───────────────────────────
■ いろいろな痛み
■ お知らせ

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◆ いろいろな痛み
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みなさんこんにちは。今回は「痛み(疼痛)」についてお話していきたいと

思います。

「痛み」といっても様々な痛みがありますが、痛みとは不快な感覚性・情動性の

体験であり、そこには組織損傷を伴うものと、そのような損傷があるように表現

されるものがある」と国際疼痛学会で定義されています。

つまり、ある組織に傷がある場合はもちろん、明確な原因が見られない場合でも、

「痛み」は誘発されることを意味しています。

それでは、まず人が感じる痛みにはどんなものがあるのでしょうか。

<急性痛>

急性痛は「外傷(けが)や手術の痛みなど,身体局所の組織に傷ができ発生する

痛み」で,通常は傷が治ると消えてしまう痛みです。このように,急性痛は

その発生原因がはっきりしていて,原因を取り除くことで(あるいは原因が

なくなることで)消失する持続時間が比較的短い痛みです。

そのため、何らかの組織の傷が発生したことを知らせるための症状として、

警告信号として重要な意味を持ちます。

痛みの定義の「組織損傷を伴うもの」の部分と言えます。

<慢性痛>

慢性痛は「急性疾患の通常の経過あるいは創傷の治癒に要する妥当な時間を

超えて持続する痛み」と定義され、その発生要因がはっきりしていない痛みです。

つまり、痛みの定義の「そのような損傷があるように表現されるもの」の部分と

言えます。

<夜間痛>

夜間痛とは、夜寝ていて出る痛みのことです。

原因はいろいろ言われていますが、痛みに伴う痛みの周囲筋の緊張による

可動域制限のため、夜間の寝返りなどによって疼痛が出現すると考えられています。

また、関節内の圧の上昇が夜間痛出現に関与していることが示唆されています。

関節内の圧の上昇の原因としては、炎症による組織の肥厚(組織が厚くなる)、

骨棘(骨に棘(とげ)のようなものができる)、拘縮(組織などが硬くなる)などが

考えられます。

また、夜になると気圧が下がるため、自律神経による痛み感覚が敏感になり痛みが

感じやすくなります。

<圧痛>

圧痛は「手で当該部位を押さえると認められる痛み」であり、これがあると

1:神経が通っていること

2:炎症がおこっている可能性が高いこと、

を示しています。圧迫する力の大小によって病変の深さと激しさをおよそ教えてくれます。

<叩打痛>

叩打痛は「組織に振動という機械的刺激を加えることによって出現する痛み」であり、

どこに、どのような痛みが誘発されるかを診るために行います。

叩打の強さによって病変の深さや程度を知ることができ、また、叩打した時の痛みが

一定領域に広がっていけば神経にもなんらかの傷害が含まれているだろうと解釈します。

今回は、様々な「痛み」について書かせて頂きました。

次回は、これらの痛みの対応についてお話したいと思います

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発行:NPO法人FINE、 医療法人社団SEISEN 清泉クリニック整形外科
URL : http://seisen.info/
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