2011-03-31

Good Life Magazine  第 14 号  捻挫

▼△▼△▼△NPO法人FINE△▼△▼△▼
▼△▼△▼△医療法人社団SEISEN 清泉クリニック整形外科△▼△▼△▼

***  Good Life Magazine  ***
第14号:2010.11.18
http://seisen.info/

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みなさんこんにちは。
今回は、スポーツ中の怪我で多い『捻挫』の対処法についてご紹介したいと思います。

捻挫の定義を調べてみると、『関節に関節の許容範囲を超えた動きが与えられた為におきる損傷の一つである』とされています。
この捻挫、皆さんの経験では「動かすと痛い!」「足が付けない!」「腫れている」などの症状が記憶にあるかと思います。
また、見た目では、腫れていて痛そうに見えたり、そんなに腫れていないのに痛かったり、なかなか痛みが引かなかったりということもあると思います。
それでは実際に捻挫後のメカニズムはどうなっているのでしょうか?
火事に例えてお話を進めて行きましょう!

まず、多くの捻挫は受傷直後に患部が熱を持ちます。
熱を持つ=火事発生(大火事~小火と様々)と考えてください。
この火はどんどん隣へと燃え広がっていきます。
これが、『熱感・発赤』となります。

次に火事を消すには水が必要になります。
火事が大きければ大きいほど大量の水が必要になります。
これが『腫脹(はれ)』になります。

最後に、火事が収まると、残るのは燃えカスと消火に使用した水が残ります。これが『浮腫(むくみ)』になります。

どうですか?何となく理解できましたか?
それでは次に、捻挫後の正しい対処方法をお教えします。よく覚えておいてください!

外傷の対処法として『RICE(ライス)処置』という方法があります。
これは、捻挫に限らずケガの処置としてとても有名なやり方です。

1. R=Rest…安静
2. I=Ice…冷却
3. C=Compression…圧迫
4. E=Elevation…挙上

このように、一般的にはR・I・C・Eという順番で行っているのですが、順番を変えるともっと効果的な処置法にかわります。
必見!

1.C…Conpression=圧迫
まず、消化活動を休んでいると火事は燃え広がってしまうので圧迫をして火事を最小限にするために燃える範囲を制限しましょう!
*テーピングやバンテージなどで圧迫を行います。

2.I…Ice=冷却
患部周囲を冷やし、痛み感覚を鈍くして痛み軽減を図りましょう!
外からも火事を抑える為にアイシングが必要です。

3.E…Elevation=挙上 
水は上から下に流れるのが自然の定理です。足を下げた状態では消火に使った水がいつまでも残ってしまうので足を高くして損傷部位に水をためないようにすることが大切です。

R…Rest=安静 
無理して使ってしまうといつまでたっても火事がおさまらなくなるので火が消えなくなってしまいます。

当院ではこのように『RICE』が『CIER』と手順を変えています。
発症直後にどれだけ火事の範囲を抑えられるかが捻挫において一番重要です。
たかが捻挫、されど捻挫。
最初の処置で結果が大きく変わります!
また、捻挫の場合痛みの無い範囲で足を着いた方が治りやすいのです!
決して痛みを我慢する必要はないのですが、ずっと足を着かずにいると浮腫の原因になり治りが遅くなってしまうことがありますよ。

その他の合併症(骨折など)がある場合にはそれぞれにあった処置が必要になります。
今回の紹介は応急処置です。
受傷後は専門医の受診をお勧めします。
 
 
<今後のご紹介内容>
スポーツ外傷後の早期対処法
・肉離れ後の対処法

乞うご期待!

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発行:NPO法人FINE、 医療法人社団SEISEN 清泉クリニック整形外科
URL : http://seisen.info/
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